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学問論群

学問論

授業内容

初年次学生の皆さんの中には、高校生から大学生になることに、何となく不安を感じている方もいるでしょう。そこで初年次学生の皆さんに向けて、高校から大学へのスムーズな接続と「学びの転換*」を促すために設定された科目が、この「学問論」です。
この科目では、アカデミックスキルを習得するための協働学習を積極的に実施することを通して、大学で学ぶ上での基本的な意識・態度・心構えを学びます。例えば、俯瞰的な視点に立って自己を相対化したり、既有の知識や価値観を絶対視・自明視せず、健全な批判的思考を働かせたりすることが、そこには含まれます。また学習論、大学論、科学技術論、研究倫理と学習倫理などを学ぶことを通して、学問や研究への興味と意欲も高められます。

私たちは、以下の3つの目標に到達できるようにサポートします。

  1. 教育研究機関としての大学および東北大学の特徴を理解する
  2. 協同学習と初級アカデミック・ライティングの技術を習得する
  3. 自らの知的好奇心を主体的に追求する態度を培う

*学びの転換:「受け身の知識・技能習得」から「行動する学習」への転換と、「定型的思考」から「多様な視点からの思考」への転換を指します。

学問論演習

授業内容

大学に入ったら、はやく研究や議論など実践的な経験をしてみたい、という方もいるでしょう。後期に開講される「学問論演習」では、初年次学生に向けた「自律的・能動的・挑戦的に学ぶ諸能力と経験を定着・獲得させるための教育(Issueに基づくプロジェクト型学修)」を行います。
「学問論」で学んだ内容を基盤とし、基礎的なアカデミックスキル(情報探索、批判的思考、ディスカッション、アカデミック・ライティングなど)について、実践を通して定着させることができます。
多様な専門分野をベースとした研究方法(実験・量的/質的調査・文献講読など)を体験できる少人数授業です。約70もの授業の中から、皆さんの希望に沿って選択できます(応募者多数の授業は調整が入ることがあります)。

「学問論演習」
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展開学問論

授業内容

せっかくの総合大学なのだから、専門に進んでも、異なる分野の人と交流したい方もいるでしょう。「展開学問論」は、3年次ないし4年次に履修する科目で、学問論および学問論演習の発展的内容を扱います。高年次において他学部の学生と意識的に交流することを通して、自身の専門分野を相対化する「分野横断型協働学習(仮称)」の場を念頭に授業をデザインします。

「展開学問論」
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